【FNTC】TNTの評価レビュー!「TNT R」と「TNT C」の比較も徹底解説!

「TNT RとTNT Cの2種類があるけど、どっちを選んだら良いの?」
「実際にTNTシリーズを使っている人の評価を聞いてみたい…!」

このような疑問にお答えします。

FNTCのTNTシリーズはグラトリ向けのスノーボードとして大人気モデルとなっており、今年こそゲットしたいと思っている方も多いはず。

結論からいうと、TNT RもTNT Cもグラトリを上達させるのに最適なボードと言えます!ただし、この2つは得意分野が異なるため、購入前にしっかりと違いを理解しておくことが大切です。

本記事では、実際にTNTシリーズを愛用しているスノーボーダーが監修のもと、TNTシリーズの評価や実際に使った感想、TNT RとTNT Cの違いなどについて徹底解説します。

記事の内容

【FNTC】TNT RとTNT Cの違いは?

出典:FNTC

TNT RとTNT Cの大きな違いはボードの形状が異なることです。TNT Rはダブルキャンバー形状になっており、グラトリを始めたばかりの初心者にとくにおすすめです。TNT Cはハイブリッドキャンバー形状になっており、グラトリ中級者でオールラウンドに楽しみたい方におすすめです。

詳しくまとめると以下のとおり。

TNT R
TNT C
  • ダブルキャンバー形状
  • グラトリ初心者に特におすすめ
  • グラトリ特化モデルで、上達を目指しやすいエントリータイプ
  • プレス系(乗り系)のトリックがやりやすい
  • ハイブリッドキャンバー形状
  • グラトリ中級者におすすめ
  • グラトリだけでなく様々なスタイルで遊べる
  • 高回転系トリックがやりやすい

以下で、それぞれの特徴についてさらに深堀して解説します。

【FNTC】TNT Rの特徴と評価レビュー

FNTC TNTR
形状
ダブルキャンバー
シェイプ
ツインチップ
フレックス
SOFT 1245678910 HARD
サイズ展開
139cm 143cm 147cm 150cm 153cm 157cm
メーカー希望小売価格
¥62,700- (税込)
対象者
初心者~中級者向け
ブランド名
FNTC

TNT Rの適性ジャンルと総合評価

トータル評価
コストパフォーマンス
乗り系トリック
弾き系トリック
軽さ
柔らかさ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
カービング
パウダー

TNT Rの最大の特徴は形状がダブルキャンバーであることでして、グラトリの基本となるプレス系のトリックがやりやすくなっています。

プレス系のトリックは、グラトリは全ての技における基礎テクニックになります。そのため、初心者の方がグラトリの基礎を身に付けるのに最適といえるのがTNT Rでしょう。

プレス系のトリックとは?

以下のようにボードの片側を浮かせて滑るトリックのことです。BSノーリー360やオーウェン、ソネ360などさまざまなトリックに必要なスキルになります。

ダブルキャンバーの形状について

ダブルキャンバーは横から見ると以下の形状をしています。

ダブルキャンバー形状
出典:FNTC

以下を見ると分かりやすいのですが、スノーボードの中心を支点に回っているのが分かるかと思います。この形状がプレスのやりやすさに繋がっています。

FNTC TNT-R (ダブルキャンバー)の動き
TNT R (ダブルキャンバー)の動き

TNT Rがおすすめな人

  • 「グラトリを練習しているけど、いまいちコツを掴めず上達しない」
  • 「プレス系のトリックがどうも苦手だ…」
  • 「グラトリ初心者でも扱いやすい板が欲しい!」

上記が1つでも当てはまるようであれば、TNT Rをおすすめします。ぜひ、TNT Rを使ってプレス系トリックからマスターしていましょう!グラトリが爆速成長すること間違いなしですよ。

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ちなみに近年はTNTシリーズの人気が増しており、定番サイズ(147cm、150cm、153cm)はすぐに売り切れてしまうので、早めに購入するのがおすすめですTNTRが気になるようであれば、まずは在庫が残っているかチェックしておきましょう。

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【FNTC】TNT Cの特徴と評価レビュー

FNTC TNTC
形状
ハイブリッドキャンバー
シェイプ
ツインチップ
フレックス
SOFT 1245678910 HARD
サイズ展開
139cm 143cm 147cm 150cm 153cm 157cm
メーカー希望小売価格
¥62,700- (税抜)
対象者
初心者~中級者向け
開発会社
FNTC

TNT Cの適性ジャンルと総合評価

トータル評価
コストパフォーマンス
乗り系トリック
弾き系トリック
軽さ
柔らかさ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
カービング
パウダー

TNT Cは、2020-2021年シーズンから新しく誕生したキャンバーをベースにしたモデルになります。TNT R(ダブルキャンバー)の弱い点とする反発力やカービング性能を、補完するようなモデルになっています。

TNT Rがグラトリに特化した性能であるのに対して、TNT Cはグラトリ寄りの性能を持ちながらもオールラウンドに楽しめることが特徴です。

反発力も強くなっているため、TNT Rよりも高回転の弾き系トリックを上達させやすいでしょう。

TNT Cがおすすめな人

  • 「グラトリだけではなく、カービングやジャンプ台でも遊びたい」
  • 「ノーリー720などの高回転トリックを目指している」
  • 「プレス系より弾き系のトリックを上達させたい」

上記が1つでも当てはまるようであれば、グラトリだけではなく様々なスタイルで遊べるTNT Cがおすすめです。ノーリー720のような高回転トリックもやりやすいので、ぜひTNT Cを使ってみましょう!

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近年はTNTシリーズの人気が増しており、定番サイズ(147cm、150cm、153cm)はすぐに売り切れてしまうので、早めに購入するのがおすすめです。TNT Cが気になるようであれば、まずは在庫が残っているかチェックしておきましょう。

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TNT RとTNT Cはコスパも最高!

FNTCのTNTシリーズは、コストパフォーマンスが非常に優れています。

グラトリ向けのスノーボードで有名な「011 artistic」「NOVEMVER」などは定価で9万円ほど。それに対して、FNTCのTNTシリーズは定価でも5万台から購入可能です。

21-22 モデルなど1シーズン前の型落ち品や、シーズン末になると3万円台で購入できることもあるため、お値段的にもおすすめです。サイズは在庫限りであるため早めにチェックしておくと良いでしょう!

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安価であるため、ソール性能(滑走面の滑りやすさなど)が劣るという点はありますが、グラトリをするための性能(反発、フレックスなど)は、むしろFNTC TNTシリーズの方が高いと思うくらいです。

まずはコスパの良いFNTC TNTシリーズから練習を始めて、グラトリがしっかりできるようになってから高いモデルを検討するのが良いでしょう。

TNT RとTNT Cは折れやすいのか?

TNTシリーズは折れやすいと聞くけど大丈夫なのかな?と、気になる方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、グラトリは板に負担をかける技が多いため、残念ながら折れてしまうこともあります。これは物理的にどうしても避けられない現象でして、TNTシリーズが特別折れやすい板ではないことを理解しておくと良いでしょう。

そこで、少しでも板の破損を軽減させるためにはラバーパットを使うのがおすすめです。衝撃、振動を吸収することで板折れを軽減することができます!

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TNT シリーズの上位互換モデルとなる「CAT」「SoT」

ちなみに、FNTCにはTNT RとTNT Cの上位互換となるモデルもリリースされています。TNTRの上位互換モデルが「CAT」、TNTCの上位互換モデルが「SoT」となっています。

TNTを検討する際は一緒に見ておくと良いでしょう。

TNT R の上位互換モデル = 「CAT」

FNTC CAT

どちらも形状がダブルキャンバーとなっており、グラトリに最適化されたモデルです。グラトリをメインとして遊びたいなら、この2つから選ぶと良いでしょう。

上位互換モデルであるCATのほうが、「ソールの滑走性能が高い」「より軽量化されている」「反発力が強化されている」といった特徴があります。

お金に余裕があるのであれば、更に性能が向上しているCATもおすすめです!

TNT Cの上位互換モデル =「SoT」

FNTC SOT

どちらも形状がハイブリッドキャンバーとなっており、グラトリをメインとしつつもオールラウンダーに遊べるよう設計されたモデルです。グラトリ以外も楽しみたいなら、この2つから選ぶと良いでしょう。

上位互換モデルであるSoTのほうが、「ソールの滑走性能が高い」「より軽量化されている」「反発力が強化されている」といった特徴があります。

スノーボードの中級者以上が、フリーランやキッカーなども楽しみたいのであればSOTもおすすめです!

TNT RとTNT Cに合わせるビンディング

TNTシリーズを検討している方の中には、一緒にビンディングも探している方もいるでしょう。

ここでは、「TNT R」と「TNT C」でグラトリをやるのに最適なビンディングをご紹介します。どれもグラトリ向きであるため、ぜひ参考にしてみてください。

【UNION】FLITE PRO

¥25,740 (2023/03/26 22:50時点 | 楽天市場調べ)

FLITE PROは、ここで紹介するビンディングで最軽量となっています。グラトリ用に軽いビンディングを探している方であればこれ一択でしょう!フレックスが柔らかいためプレス系のトリックに向いています。

【DRAKE】KING

¥20,020 (2023/03/26 22:50時点 | 楽天市場調べ)

DRAKE KINGもグラトリにおすすめ!軽量でバランスの取れたビンディングとなっています。スノーボードの耐久性を上げる設計になっており、板折れを軽減してくれるところもポイント。

【FLUX】EM

¥26,180 (2023/03/26 22:50時点 | 楽天市場調べ)

FLUX EMは、力を板にしっかりと伝えてくれるところがポイント!ノーリーなどの弾き系、特に高回転トリックを仕掛けるのに向いています。

TNT R・TNT C を使ったグラトリ

実際に、FNTCのTNTシリーズを使っているグラトリの動画をご紹介しておきます。

TNTシリーズを使って練習すれば、あなたもグラトリマスターになれるかも!?

BS360コンパス

オーウェン

FSコンパス360

【まとめ】TNT R と TNT C は自分に合う方を選ぼう!

以上、FNTCのTNTシリーズのご紹介でした。

「TNT R」「TNT C」のどちらもグラトリにおすすめなのは間違いありませんが、この2つにはコンセプトの違いがあります。グラトリを始めたばかりの初心者にはTNTRを、グラトリ中級者でオールラウンドに楽しみたい方にはTNTCがおすすめです。

さいごに、「TNT R」と「TNT C」の違いをもう一度まとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

TNT R
TNT C
  • ダブルキャンバー形状
  • グラトリ初心者に特におすすめ
  • グラトリ特化モデルで、上達を目指しやすいエントリータイプ
  • プレス系(乗り系)のトリックがやりやすい
  • ハイブリッドキャンバー形状
  • グラトリ中級者におすすめ
  • グラトリだけでなく様々なスタイルで遊べる
  • 高回転系トリックがやりやすい

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