ワークマンのスノーウェアを徹底解説!格安なのに驚きの高性能

最近では、ワークマンでスキーウェア・スノボウェアの代用品が手に入ることが良く知られています。その中でも、ワークマンが販売している「スノーウェア」は、もはやスキー場で使用するために作られています。

この記事では、そんなワークマンのスノーウェアを実際に3シーズン使っている筆者が、使用した感想や評価を紹介しています。

結論から言うと、ワークマンのスノーウェアはお世辞にもカッコいいとは言えませんが、上下セットで4,900円(税抜)とコスパが最強です。さらに低価格でありながら、しっかりとスキーウェア・スノボウェアとしての機能を兼ね備えています。

筆者すのらん

ワークマンでスキーウェア・スノボウェアの代用品を探している方は、ぜひ参考にしてみてください!

記事の内容

2023年モデルのワークマンスノーウェア 

2023年モデルのワークマンスノーウェア
引用:ワークマン

2023年モデルの最新スノーウェアが、ワークマン公式オンラインストアに公開されています。今シーズンからは、スノーボードを意識したデザインとなっていますね。(※2024年3月現在、公式オンラインストアでは販売終了と表記されています。)

ちなみにオンラインストアでの販売は行っておらず、実店舗のみで取り扱っています。毎年9月頃に今シーズンモデルの発売が発表されています。

ワークマンのスノーウェアを使った感想や評価

冒頭でもご紹介しましたが、とにかくコスパを求めるのであれば、ワークマンのスノーウェアは非常におすすめです。

この記事の筆者は、ワークマンのスノーウェアを3年間、スノーボード用に使用していますが、しっかりとスノボウェアとしての役目を果たしています。

まず驚くべきは、上下セットで4,900円(税抜)という破格の価格。スノーウェアがこの価格帯で購入できるのは、まさに驚異的なコスパと言えるでしょう。しかも、その低価格でありながら機能性は十分過ぎるくらいです。

ワークマンとしても、スキー場で着用することを想定して作っているため、耐水性や保温性は抜群です。まさに本格的なスノーウェアと言えるでしょう。

細かい機能面については、以下で詳しく解説しています。

ワークマンのスノーウェアは機能性がすごい!

2023年モデルのワークマンスノーウェア

上記でもご紹介したとおり、ワークマンのスノーウェアはスノーボードで使用することを想定して作っています。そのため、スノボウェアとして使うのはもちろん、スキーウェアとしての機能もしっかりと揃っています。

  • 耐水性/保温性
  • リフト券ホルダー
  • パウダーガード
  • ゲーター
  • メッシュ式インナーポケット
  • スタンドネック型フード

以下で詳しく解説していきます。

耐水圧は10,000mmで、スキー場で使うには十分

耐水圧10,000mm

耐水性を高さを表す指標である「耐水圧」は10,000mm。これは一般的なスキーウェアやスノボウェアに使われている数値であり、スキー場で使用する分には十分な数値です。

実際に、筆者はワークマンのスノーウェアを3シーズン使っていますが、水が中に浸透してくるという問題は一切ありませんでした。

耐水性の性能は十分に優れており、ハイシーズンのパウダーはもちろん、春先のシャバ雪でも安心して使うことができました。

保温性が高く、めちゃくちゃ暖かい

中綿60g

ワークマンのスノーウェアは内部に中綿が入っており、充分な暖かさがあります。全体重量としては60gの中綿が含まれています。

個人差があると思いますが、筆者の使用感としてはハイシーズンの雪が降る日でも平気な暖かさでした。インナーの着込み具合にもよりますが、安価なスノーウェアであっても寒さに悩まされることは無さそうです。

袖(そで)にリフト券ホルダーが付いている

ワークマンスノーウェアの袖に付いているリフト券ホルダー

写真のとおり、ウェアの袖には便利なリフト券ホルダーが付いています。

ICカード型のリフト券であることが前提ですが、リフトの自動改札に腕を近づけるだけでスムーズにリフトに乗ることができます。

あくまでワークマンは作業着のイメージだったので、ここまで作りこんでいることに驚きでした(笑)

ジャケットにパウダーガードが付属

ワークマンのスノーウェアの裾に付いているパウダーガード
ジャケットに付属のパウダーガード

上記の写真のとおり、ウェアの裾(すそ)部分にパウダーガードが付いています。低価格でありながらも、しっかり作りこまれていますね。

このパウダーガードをズボンの上から留めることで、ウェアの内側に雪が入るのを防ぐことができます。

ジャケットの袖(そで)、パンツの裾(すそ)にゲーターが付属

ワークマンのスノーウェアジャケットに付いているリストゲーター
ジャケットに付属のリストゲーター

上記の写真のとおり、袖(そで)部分に、ウェア内部に雪が侵入するのを防ぐ「ゲーター」が付いています。

ワークマンのスノーウェアパンツの裾に付いているゲーター
パンツの裾に付属のゲーター

さらに、パンツの裾(裾)部分にもゲーターが付いています。ブーツの上から被せるように使うことで、足元から雪が入ってくる心配もありません。

ゴーグル用のメッシュ式インナーポケット

ワークマンのスノーウェアジャケットに付いているメッシュ式インナーポケット

ジャケットの内部には、メッシュ式インナーポケットが付いています。

主にゴーグルを格納するために使います。メッシュ式で通気性が良いため、ゴーグルが曇ることがありません。

スタンドネック型フード

ワークマンのスノーウェアジャケットに付いているスタンドネック型フード

雪の日や寒い日には欠かせないフードも付いています。雪が降っている日にはフードを被ることで、頭が濡れるのを防ぐことができます。スタンドネック型であるため、首元から雪が侵入するのも防ぐことができますね。

ワークマンのスノーウェアの残念だった点

ここまでは、ワークマンのスノーウェアの性能面など良い点を中心にご紹介しました。

次に3シーズン使用している筆者が、ワークマンのスノーウェアを使用して残念だと感じた点についてもご紹介していきます。

スキー場の気温が高い日は暑すぎる

ワークマンのスノーウェアは保温性が高いという利点がありまが、一方でスキー場の気温が高い日は暑くなりすぎるという難点がありました。

標高の低いスキー場や晴れた日の場合、活動していると暑く感じてしまいます。特に春先の2月下旬以降は気温が上昇するため、着ているだけで非常に暑くなり、とても着ていられませんでした。。

そのため、購入を検討する際には、スキー場に行く時期を考慮すると良いでしょう。

サイズが小さく、着丈や袖が短いため注意が必要

一般的なスノーウェアブランドと比べると、同じLサイズであっても全体的にサイズが小さく、着丈が短いと感じます。

スキーやスノーボードは激しい動きが多くなるため、基本的にゆったりしたサイズ感で作られています。しかし、ワークマンの場合は、他ブランドのスノボウェアと比べると、サイズが若干小さめに感じられます。

身長が172cmの筆者にとっては、Lサイズでは着丈と裾が短く、雪がウェアの内側に入ってしまうこともありました。そのため、大きめのサイズを選ぶことが重要です。筆者の場合、3Lサイズを選ぶと他のスノボウェアと同じような着用感となり、安心して使うことができました。

各パーツの作りがチープになってきている

ワークマンのスノーウェアは2020年ごろから販売されていますが、最近は作りがチープになってきていると感じます。物価高騰の影響があるなか、上下セットで4,900円という値段をキープしているため、その分コストカットが必要なんでしょうね。

例えば、前シーズンには付属していた「ポケットのジッパー」「ベンチレーション」が、2023年モデルでは無くなっています。

ポケットのジッパーが無くなった

スキーやスノーボードでは転んだ際にどうしても雪が入ってしまいます。ポケットにジッパーが付いていないため、多少はポケットに雪が入ってしまう覚悟は必要か。

ベンチレーションが無くなった

2023年モデルではベンチレーションが廃止
2022年モデルまではベンチレーションが付属

ベンチレーションが無くなったことで、ウェア内部の空気を逃がすことができません。そのため、気温が高い日の温度調節が難しくなってしまいました。

ワークマンのスノーウェアは、デザインは可もなく不可もないという感じです。流行のデザインを取り入れている感じではないため、どうしてもオシャレ感には欠けるところがあります。

そこで、カッコいい、可愛いデザインなどお洒落を求めるのであれば「PONTAPES」や「HIMASS MANIA」が価格帯も安く、おすすめします。

いずれのショップの、セール時には1万円以下でお安く手に入れることができますよ!

PONTAPES

>> PONTAPESのスキー・スノボウェア一覧を見る

HIMASS MANIA

>> HIMASS MANIAのスキー・スノボウェア一覧を見る

ワークマンのスノーウェアを買うときの注意点

続いて、ワークマンのスノーウェアを買うときの注意点についても解説します。

スノボウェアとして使う場合は、普段着サイズの+2サイズを目安に

ワークマンのスノーウェアは、スノーボードで実際に使うためにはサイズがすこし小さめという難点があります。

スノーボードはスキーよりも激しい動作が多くなるため、サイズ感はゆったり目のほうが動きやすくなります。参考程度ですが、スノボウェアとして使うのであれば、サイズは以下を目安にしてください。

  • 身長180cm:3L
  • 身長170cm:2L~3L
  • 身長160㎝:L~2L
  • 身長150㎝:M~L

普段着サイズの+2サイズを目安にすると良いでしょう。

筆者は身長が172cmの普通体形ですが、Lだと着丈や袖が短く、3Lのほうが着用感としては優れていました。ちなみに筆者の女性の友人は、身長158cmでLサイズがちょうど良いサイズ感でした。

発売早々に購入しないと、すぐに売り切れる

ワークマンからは、毎年9月頃にスノーウェアの発売が発表されますが、すぐに売り切れてしまいます。

近年では、ワークマンでスキーウェアやスノーボードウェアが手に入るということが知られてきており、その人気は非常に高まっているようです。さらに最近は転売ヤーに買い占められてしまい、メルカリなどで高額転売されている状況です。

そのため、9月に入ったら定期的にワークマンの公式サイトをチェックしておくと良いでしょう。販売が開始されたら早々に購入することをおすすめします。

筆者は店舗で購入しましたが、11月前後ですでに品薄状態で売り切れとなっていることが多かったです。田舎の人口が少ない地域の店舗でやっと手に入れることができました。それほど入手が困難である印象があります。

意外とスキー場で他の人と被る

これは筆者自身の体験談ですが、スキー場では意外にもワークマンのスノーウェアを着用している人がいます。そのため、ウェアが他の人と被ってしまうことがしばしばありました。

そのため、他の人とウェアが被りたくないという方にはおすすめできないので注意してください。

スキー場に行くと、ワークマンのスノーウェアを着ている人を必ず見かけるほど(笑)

ワークマンならスノーウェア以外のアイテムも揃う

この記事ではワークマンのスノーウェアを中心にご紹介しましたが、実はワークマンではスノーウェア以外のアイテムもたくさん揃えることができます。

具体的には以下のアイテムを入手することができます。

  • ニット帽
  • スノーグローブ(手袋)
  • ネックウォーマー
  • フード付きネックウォーマー
  • 裏起毛パーカー
  • ハイソックス
  • あったか下着

などなど。

一例ですが、以下のようなアイテムです。いかにもスキーやスノーボードに使えそうですね!

ワークマンのニット帽
ワークマンのニット帽
ワークマンのフード付きネックウォーマー
ワークマンのフード付きネックウォーマー

個人的には、インナー関連が安価にほとんど揃うのがおすすめポイントです。近々でスキーやスノーボードに行く予定のある方は、ぜひワークマンに立ち寄ってみてください!

まとめ

ワークマンのスノーウェアは、上下セットで4,900円(税抜)と価格破壊的なコスパに加えて、機能性も申し分ありません。スキーウェアやスノボウェアをお安く手に入れたい方はぜひ検討してみると良いでしょう!

この記事の筆者は、冬シーズンによくワークマンに立ち寄っていますので、また何か良い情報がありましたら更新したいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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