スキー場で雨が降ったらスノボはできる?雨の日はおすすめしない理由を解説

「スノボに行く日がまさかの雨予報…。」
「雨の日でもスキー場は営業してるの?」

このような疑問に答えます。

スノボの予定日が雨予報だと、とても残念な気持ちですよね。せっかくの予定なので、雨予報だとしても行きたいと思っている方がほとんどかと思います。

結論からいうと、天候によってはかなり後悔することになるので、雨予報のときにスノボに行く場合は、慎重に検討することをオススメします。

この記事では、スノーボード歴13年の筆者が雨の日にスノボをした経験から、「雨のスノボがしんどかった理由」や「楽しむために工夫していること」について紹介します。

雨予報でスキー場に行くべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

記事の内容

どのくらいの雨ならスノボができるか?

まず、筆者の経験談から「どのくらいの雨であればスノボができるか?」についてお話します。

小雨程度であれば、スノボは全然できる

僕の場合、スキー場に着いたときに小雨程度であれば、全然スノボはできると思います。

どのくらいの雨かというと、

街中を歩いていて雨が降ったとき、「傘を差さなくても何とかなるかな?」と思うくらいの雨量です。

天気予報でいうと「0~1㎜」のときの雨がこんな感じ。小雨なら、ウェアなどが少し湿っぽくなるくらいで、普通にスノボを楽しむことができます。

もし天気予報の雨量の数値が「1mm以下」であれば、雨が少ないことを期待して、スノボに行くのはアリかなと思います。

本降りの雨なら、スノボはオススメしない

スキー場に着いた時点で本降りであれば、僕なら、1、2本滑ってやめちゃいます。。

どのくらいの雨かというと、

「傘を差さないと外を歩くのは嫌だな・・・。」

こう思うくらいの雨ならスノボはやめておきましょう。

雨が本降りになると、テンションは爆下がりです。撥水加工されているスノボウェアであっても、本降りの雨は耐えられません。

天気予報の雨量の数値が「2mm以上」であれば、残念ですがスノボは断念したほうが良いでしょう。。

ちなみに、雨のなかスノボをするとどうなるか?以下で解説します。

雨のスノボで覚悟しておくべきこと

雨のなかスノボをした経験談として、ツラかったのは以下の7つ。

  1. スノボウェア・グローブなどが濡れてくる
  2. 帽子がビショビショになって不快
  3. 濡れると冷えて寒い
  4. 水滴で視界が悪い
  5. 雪面に座るとお尻が濡れてしまう
  6. リフトに乗るときにお尻が濡れてしまう
  7. 雪が重くなり滑りにくい

上記のとおり、よく濡れます(笑)

とくに雨が降っているときの雪は、水分が多いため非常に濡れやすいです。

初心者であるほど、雪面に座り込んだり、転んだりすることが多いと思います。その度にウェアに水が染み込んできてしまうので、濡れることは覚悟が必須。

初心者の方ほど、雨の日のスノボはオススメしないなという感じです。

天気予報が雨の場合、どうするべきか?

では、天気予報が雨の場合はスノボは中止するべきか?

「せっかく、みんなで予定を合わせたのに・・・。」
「どうしても、スノボに行きたい・・・。」

こう思う人も多いと思います。

そんなとき、僕ならどうするか?以下でお話します。

標高の高いスキー場に行く

1番多いのが、標高が低いスキー場には行かず、より標高が高いスキー場に行くことです。

標高が高いスキー場であれば、雨ではなく雪になることが多いからです。一般的に、標高が100m上がるごとに気温が0.5~1.0℃下がると言われています。(※参考:気象庁

標高が500m変われば、気温は2.5~5.0℃も変わるので、雨が雪に変わるのも想像できますよね。

ちなみに以下のスキー場だと標高が高いので、こういったスキー場に変更するのがオススメです。

雪であることを期待して行く

僕の経験からして、天気予報が雨であっても、スキー場に行ったら雪であることも多かったです。

上記でも説明したように、標高によって天気が変わるため、平地が雨でもスキー場に行ったら雪に変わっているというケースも多いのかなと。

ちなみに『Snow Forcast』を使うと、各スキー場の標高ごとに天気予報を見ることができます。

例えば、川場スキー場でいうと「標高1,290m地点」「標高1,870m地点」とそれぞれの天気を見ることができるので、一般的な天気予報サイトよりも精度が高く当たりやすいです。

「 Snow Forcast の使い方がよく分からない!」という方は、「【よく当たる】スキー場の天気予報サイトのオススメは?」で使い方を紹介していますので、ぜひご覧ください。

可能であれば日程変更もしくはキャンセル

先ほど紹介した Snow Forcast などを見ても、天気予報が雨という場合は、残念ながら雨の確率が高いでしょう。とくに3月の中旬以降になると、雨が多くなってきます。

こうなると、ツアー予約でもない限りは、僕なら日程を変更して、天気の良い日に楽しもう!と気持ちを切り替えますね(笑)

ただし、ツアーで予約している場合、雨を理由に日程変更やキャンセルすることはできません。ほとんどのツアーで、出発日の10日前を過ぎるとキャンセル料が発生してしまいますので、キャンセル規定についてはしっかり確認しておきましょう。

雨が降った場合でもスノボを楽しむには?

「キャンセル料を支払うくらいなら、雨でもスノボに行ってみよう!」
「雨だとしても、どうしてもスノボをやりたい!」

そんな方もいると思うので、雨の日でもスノボを楽しむコツについても紹介します。

撥水スプレーで対策していく

雨によってスノボウェアなどが濡れてしまいます。そのため、撥水スプレーで対策していきましょう。

とくに雨の日の雪は、水分を多く含んでいるため、転んでしまったときにかなり濡れやすくなっています。

基本的にスノボウェアは耐水だと思いますが、撥水スプレーを使って少しでも濡れにくくするのが良いです。

立った状態でボードを装着する

スノボの場合、リフトに乗る度にボードを履いたり外したりしますが、このとき雪面には座らず立った状態で行えるようにしましょう。

理由は、雨の日に雪の上に座ってしまうと、普段よりもお尻の部分に水が染み込んでしまうためです。

繰り返しになりますが、雨の日の雪は水分を多く含んでいます。場所によっては「水溜まり」になっているようなもの。

そのため、座ることがあっても、できるだけ座っている時間を短くするようにしましょう。

雨が本降りになったら早めに撤退

雨が本降りになった場合は、早めに切り上げることをオススメします。

スノボウェアは耐水性能であっても、雨の中で耐えられるような設計ではありません。そのため、スノボウェアなどが濡れて重くなったり、冷えて寒い思いをします。

そのときは楽しかったとしても、あとで必ず後悔するので、やはり早めに撤退することをオススメします(笑)

雨だった場合の代替プランを準備しておく

最後の手段として、雨が降った場合の代替プランを用意しておくのが良いでしょう。

スキー場によっては、近辺に「温泉」や「ご当地グルメ」など、スノボ以外にも楽しめるスポットがあります。そのため、天気予報が雨だった場合は、事前に周辺の設備を調べておくと良いと思います。

また、雨が降っても大丈夫なように、最初から周辺に観光スポットのあるスキー場を選ぶというのもアリかもしれませんね。

さいごに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スノボが大好きな僕でさえ、雨の日のスノボはオススメしません。スノボをやるには過酷なコンディションですからね(笑)

ただ、どうしてもスノボに行きたい!という方は、「標高の高いスキー場に行ってみる」「雨に備えて対策しておく」など、ちょっと工夫することで当日を楽しむことができるかもしれません。

個人的には、とくに標高が高いスキー場に行くというのはオススメですかね。3月下旬でも、雪になっている確率が高いので!

この記事が参考になれば幸いです。

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