「スノーボードのブランドが多すぎて、よく分からない!」
「人気のスノーボードブランドを知りたい!」
こういった疑問に答えます。
この記事では、スノーボード歴10年以上の筆者が「スノーボード」の定番ブランドについて紹介します。
- BURTON(バートン)
- SALOMON(サロモン)
- K2(ケイツー)
- RIDE(ライド)
- YONEX(ヨネックス)
- CAPiTA(キャピタ)
- ROME SDS(ローム)
- ALLIAN(アライアン)
- FANATIC(ファナティック)
- FNTC(エフエヌティーシー)
- OGASAKA(オガサカ)
- 011 Artistic(ゼロワンワン アーティスティック)
ゲレンデでたくさんの人が使っている定番ブランドのみを紹介するので、これだけ知っておけばOKですよ!
はじめての板選びなら、事前に調べておくのがおすすめ!
この記事を読んで、定番ブランドを一気に押さえておきましょう!
BURTON(バートン)
スノーボード業界では、誰もが知っている有名ブランド!
BURTONは、1977年に設立された米国生まれのスノーボード用品の製造販売会社です。トップレベルのスノーボーダーをはじめ、オリンピック選手などのプロも使用している板です。
1本あたりの価格帯ですが、安いものだと4万円~、高いものだと20万円を超える板もあります。
さまざまなモデルの板を展開していますが、最も人気の定番モデルは「CUSTOM」です。オールラウンドモデルでありフリーランをするならまずはこれ!
初心者の方であれば、板が柔らかく扱いやすい「PROCESS」。グラトリをする方なら「CUSTOM TWIN」がおすすめ!
SALOMON(サロモン)
BUROTNと同じく、スノーボード業界では最高の知名度を誇る定番ブランド!
SALOMONは、1947年創業のフランス生まれのブランドです。板だけではなくビンディング、ブーツなどのスノーボード用品を総合的に展開しています。
1本あたりの価格帯は4~10万円ほどです。BUROTNよりは比較的安めの展開です。
さまざまなモデルの板を展開していますが、フリースタイルであれば「ASSASIN」。グラトリであれば「THE VILLAIN」「CRAFT」などがおすすめです。
K2(ケイツー)
K2もスノーボード業界では、ほとんどの人が知っているであろう定番ブランドです。
K2は、1962年創業の米国生まれのブランドです。BUROTN、SALOMONと同じく、スノーボード用品を総合的に展開している国際ブランドです。
1本あたりは5万円程度で、初心者でも手の届く価格帯です。
K2で一番有名なモデルは「WWW(ワールドワイドウェポン)」で、グラトリ用の板を買うなら、必ず候補にあがる1本です。
RIDE(ライド)
RIDEは、K2と同じ傘下の兄弟ブランドです。
1992年に米国で誕生し、現役のスノーボーダーがスノーボードを企画、商品化しています。
K2と比較すると、ハイエンドモデルとして展開しており、価格帯は1本あたり7万円~と少々高め。
オールラウンドモデルでは「MACHETE GT」。初心者でも扱いやすい柔らかいモデルでは「MANIC」がおすすめです。
YONEX(ヨネックス)
テニス・バドミントン等のラケットで有名なブランドですが、実はスノーボードも展開しています!
スノーボードは海外メーカーが多い中、ヨネックスは日本のブランドでもあります。
YONEXの一番の特徴は、板に一般的に使うウッドコアを使わずカーボンを使っているところ。そのため軽さや品質のばらつきがないボードを作ることを可能にしています。天然のウッドは材質にばらつきがありますが化学繊維のカーボンを使う事で安定した品質を提供できるのがヨネックスの売りです。
板1本あたりの価格帯は6~11万円ほど。
オールラウンドモデルであれば「SMOOTH」「NEXTAGE」。グラトリをするなら「GROWENT」「4xp」がおすすめです。
CAPiTA(キャピタ)
CAPiTAは、2000年生まれの米国ブランド!
オーストラリアに自社工場を持ち、ハイエンドモデルとしてスノーボードを展開しています。
板1本あたりの価格帯は7万円~からと少々高めです。
CAPiTAの定番モデルといえば「D.O.A」。これ一本でオールラウンドに遊ぶことができます。女性向けのモデルではかなり軽量で作られている「B.O.F」「PARADICE」がおすすめです。
ROME SDS(ローム)
ROME SDSは、2001年生まれの米国ブランドです。
比較的コストパフォーマンスの高いボードが多く、初心者が購入するのにもおすすめのブランド。
板1本あたりの価格帯は5~10万円ほど。
オールラウンドモデルは「NATIONAL」。グラトリをするなら「CHEAPTRICK」、価格帯は6万前後と手の届きやすいのもおすすめ。
ALLIAN(アライアン)
ALLIANは、1999年生まれのアメリカのブランドです!
一番の特長はソールの性能が高く、とにかくよく滑ること!
“NANO CARBON 999”をソールに採用し、通常の二倍の時間をかけて丁寧にストーングラインディング加工を施しているとのことで、たしかに春雪でもよく滑ります。
1本あたりの価格帯は6万円~。
オールラウンドモデルなら「PRISM」。グラトリをするなら「DAMAGE」がおすすめです。
FANATIC(ファナティック)
FANATICは、1987年に創設されたブランドで、ドイツのスノーボード用品ブランドです。
1番の特徴は、FANATICの独自技術である「ハニカム構造」により軽量化されたボードであること。ハニカムは蜂の巣を形をヒントに作られたもので、ペーパーと空気で構成された6角形の構造がスノーボードのウッドコアに配置されています。そのため、しなやかで軽く、反発力を兼ね備えたボードであることが強みです。
1本あたりの価格は6~8万円ほど。
オールラウンドモデルまら「FTC」がおすすめ。グラトリモデルなら「TRICK MASTER」がおすすめです。
FNTC(エフエヌティーシー)
FNTCは、2018年にFANATICの「グラトリ専用ブランド」として、日本のライダーたちが立ち上げたブランドです。
グラトリ専用ブランドと謳っているだけあって、グラトリを練習するならFNTCは必ず候補に入ります。
FANATIC同様、独自技術である「ハニカム構造」を使っており、軽い且つ反発力を兼ね備えています。
1本あたりの価格は、FANATICの同様に6~8万円ほど。グラトリ入門用の板として有名な「TNT」がとくにおすすめです。
OGASAKA(オガサカ)
OGASAKAは、日本が誇る老舗スノーボードブランドです。
小賀坂スキー製作所として、1912年よりスキー板の製造を開始。スノーボードは1987年から製造を開始しました。
OGASAKAの定番モデルは「CT」です。カービングをメインとしたオールラウンドモデルです。OGASAKAの板選びに迷ったらまずはこれ!
グラトリをする場合は「CT-TWIN」がおすすめです。
011 Artistic(ゼロワンワン アーティスティック)
011 Artisticは、2003年創業の日本ブランドです。
011 Artistic = グラトリという印象が強く、主にグラトリをする人向けの板を販売することで有名なブランドです。
定番モデルは「DOUBLE」。バランスの取れたモデルでグラトリだけでなくフリーランも楽しむことができます。
グラトリ界隈では「FLAT KING」がとくに大人気です。
さいごに
以上、定番のスノーボードでした。
気になるブランドを見つけたら、ぜひオンラインショップやお店でチェックしてみてください。
もし、関東近辺に住んでいるのであれば、東京の神田・御茶ノ水エリアにあるスノボ街に訪れてみると良いでしょう。たくさんのスノボショップがあるので、ここで紹介したブランドが必ずあるはずですよ!